大阪府箕面市、無償「Linux」で中古パソコン500台を再生利用へ

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大阪府箕面市は2009年10月14日,中古パソコン500台にLinuxを導入し,市内の全市立小中学校20校の職員室で再生利用することにしたんだそうです。

箕面市が中古パソコン500台をLinuxで再生利用へ,サポーター企業を募集 – ニュース:ITpro

動作周波数1GHzのCeleronや 866MHzのPentium IIIなどを搭載した中古パソコンに教育関係向けのディストリ「edubuntu」を導入、更にシンクライアントとして稼動させるとのこと。うーん、スゴいぞこの市長。

 
「(パソコン本体の価格が低価格になってきたことで)Microsoft Officeがパソコン単価の半分近くを占めるようになってきた。
箕面市ではMicrosoft Office 2007へのバージョン・アップは見送った。

 
機能的には今(Office 2003)のままで十分。Office 2007は見た目もファイル形式も変更されており慣れるまで膨大な時間が必要」(箕面市)。 
「Microsoft製品を使い続けると,新しいOSやOfficeが発売されるたびに大規模な出費に迫られる。

 
 ソフトウエアの購入費用だけでなく,古いパソコンは新しいOSには性能不足なので,パソコンの大量購入やセットアップのコストもかかる」(箕面市)

さらに「古いパソコンを廃棄すれば廃棄費用もかかり,環境問題も発生する」とのこと。

スゴい、スゴいけどスゴ過ぎてただの気合入ったアンチMSな人がいるんじゃないかと邪推してしまうレベルです。